アラフォー以降のミドル男性にとって、急激に気になりはじめる”お肌トラブル”。
「若く見える」かどうか、お肌の状態にあると言っても過言ではありません。
”エイジングケア”を意識する中で、基本的な内容を取り上げていきます!
若見えするための、代表的な「お肌の悩み」について解説します。
ひと口に「シミ」「しわ・たるみ」「くま」と言っても、原因や内容は様々。
原因や特徴を理解して、対策していくのが効果的。
自身の「お肌の状態」を理解して、どんなケアが最適なのか判断していきましょう!
●「シミ」について
●「しわ・たるみ」について
●「くま」について
お肌の悩み「シミ」について
顔のシミは、一気に老けた印象をもたらします。
よって、ミドル以降は「シミ」が急に気になり始めるタイミング。
原因や予防と対策、対処法も理解していきましょう!
「シミ」のできる原因
シミの種類にもよりますが、
男性で最も多いのは”紫外線の影響”です。
最近では、男女問わずUVケアをする事が、常識になってきています。
現在のアラフォー以降の男性は、若いころから紫外線対策を、あまりしてきていない人が多いと思われます。
紫外線以外では、”加齢”、”女性ホルモンの影響”、”ニキビ痕や虫刺され痕”等も有ります。
「シミ」の種類
すでに発生してしまった「シミ」の場合、種類の理解から。
セルフケアで改善できる「シミ」と、クリニックケアが必要な「シミ」が有ります。
セルフケアで改善が見込める「シミ」
種類 | できる場所 | 形や大きさ | 原因 | お手入れ |
老人性色素斑 | 頬骨の高いところ | 直径数ミリ~数センチの丸型 | 紫外線、肌の老化 | 初期は美白化粧品。 定着後はレーザー治療。 |
肝斑 | 頬骨、額、上唇、下あご | 左右対称 | 紫外線や女性ホルモンのバランス | 美白化粧品や、内服薬。 |
炎症後色素沈着 | ニキビ跡や傷跡 | 赤や黒など様々 | ニキビ跡や傷などの炎症後 | 美白化粧品 |
クリニックケアが必要な「シミ」
種類 | できる場所 | 形や大きさ | 原因 | お手入れ |
そばかす | 頬や鼻を中心 | 直径2ミリ程度の三角や四角 | 遺伝的な要因 | レーザー治療等 |
脂漏性角化症 | 頬や目尻等 | 数ミリ~数センチ。 イボのように盛りあがる |
紫外線と老化 | レーザー治療や凍結治療。 |
「シミ」の対策や、改善法
日頃から予防する為の、簡単にできる対策。
出来てしまったシミを改善する方法を解説します!
「シミ」対策①UVケア
シミに対する、一番効果的な対策はズバリ!
UVケア(紫外線対策)
シミの原因の、何と”8割が紫外線”と言われています。
その他、”過度な飲酒や喫煙”、”ストレス”も有ります。
シミは、皮膚内で作られるメラニン色素が沈着したもの。
メラニンは、紫外線から皮膚の細胞を守るために作られ、細胞の新陳代謝(ターンオーバー)により、皮膚表面から剥がれ落ちます。
紫外線を長時間浴びて、メラニンが過剰に作られてターンオーバーサイクルが乱れる。
⇒メラニンが沈着して、皮膚内にとどまってしまいます。これが、「シミ」ですね!
●日焼け止めを塗る
●サングラスをして、目からの紫外線防止
●帽子を被る
どれも、日ごろの少しの気遣いで対策可能!
「シミ」対策②洗顔の方法
もう一つの日頃の対策は、
洗顔を丁寧に行う
男性の場合、”しっかり洗って、サッパリしたい”という人が多い。
ニキビ跡や、傷の後に発生する「炎症後色素沈着」のシミを防ぐには、”丁寧な洗顔”が必要です。
洗顔の種類にも、少しこだわって、”泡で包み込む感覚”で洗顔を。
石鹸を使って、ゴシゴシ洗い
洗顔料をしっかり泡立て、指の腹で包むように洗う
「シミ」改善法①美白化粧品等
シミの種類によっては、「美白化粧品」が有効な事も。
”改善”という意味では、初期の薄い場合にのみ有効!
美白化粧品を使用する場合、
年間を通じて、顔全体に使用する
「シミ」改善法②クリニックケア等
「脂漏性角化症」、「そばかす」、定着した「老人性色素斑」の場合、根本的な改善はクリニックケアが必要となります。
・ピーリング治療
・レーザー治療
クリニックでしっかり診察してもらって、自分にあうケアを!
お肌の悩み「しわ・たるみ」について
アラフォーくらいから、急に気になり始めるのが「しわ・たるみ」です。
小じわくらいであれば、ナイスダンディ-!といった感じでしょうか。
深いしわや、たるみとなった、俗にいう「ほうれい線」や「ゴルゴ線」は疲れた印象に。
原因や予防と対策、対処法も理解していきましょう!
「しわ・たるみ」のできる原因
しわの原因は、”乾燥”によって発生すると思われがちですが、実は様々な要因があります。
原因としては、乾燥、紫外線、表情の繰り返し、表情筋の衰え等、様々です。
アラフォー男性で最も多いのは
”紫外線”と”加齢によるコラーゲン不足”の影響です。
前項の「シミ」と同様に、アラフォー以降の男性は、若いころの紫外線対策を、出来ていない人が多いですね。
原因を知って、”未然の対策”と”出来てしまってからのケア”を正しく知る。
正しい知識で、「アンチエイジング」を!
「しわ・たるみ」の種類
すでに発生してしまった「しわ・たるみ」の、種類の理解から。
セルフケアで改善できる「しわ・たるみ」と、クリニックケアが必要な「しわ・たるみ」が有ります。
セルフケアで改善が見込める「しわ・たるみ」
種類 | できる場所 | 形や大きさ | 原因 | お手入れ |
小ジワ | 目元や口元 | 細かく、浅いシワ | うるおい、油分の不足 乾燥など |
化粧水やその他保湿剤で保湿ケア |
クリニックケアが必要な「しわ・たるみ」
種類 | できる場所 | 形や大きさ | 原因 | お手入れ |
表情ジワ | 額、眉間、口元 | 笑ったりした時に発生する | 同じ表情の繰り返しによる表情筋の収縮 | マッサージ ボトックスケア |
深いシワ | 額、目尻、口元 | 深く刻まれた状態 | 紫外線と老化 真皮層にダメージ |
ヒアルロン酸注射 ボトックス注射 |
たるみ | 目の下、頬、口元 | 俗にいう ほうれい線、ゴルゴ線 涙袋や二重あご |
表情筋の衰え 脂肪の増加 |
顔の筋トレ フェイスリフト レーザー治療 ヒアルロン酸注射 |
「しわ・たるみ」の対策や、改善法
小じわのうちに、対策するのが一番。
ミドル男性の場合、日ごろのケアと合わせて、”深いシワ”や”たるみ”の改善が中心となりますね!
「しわ・たるみ」対策①保湿ケア
しわに対する、日ごろ出来るセルフケアは!
保湿ケア
シワの場合、小じわが原因で⇒「表情じわ」や「深いしわ」になる事が多い。
まずは”小じわ”をなるべく防ぐ為に、日ごろの保湿ケアを実施しましょう!
●化粧水を使う
●乳液やクリーム等を使う
●オールインワンジェル等を使う
日頃の気遣いで、小じわの発生を防いだり、進行させない事が重要!
「しわ・たるみ」対策②顔の筋トレ、マッサージ
日頃の対策二つ目は、「顔の筋トレ・マッサージ」です。
主に、「ほうれい線」や「二重あご」などの、”たるみ対策”に有効!
●舌を口の中で動かして鍛える
●マウスピース等で、口元筋力の回復
美顔ローラーでの強い刺激(優しく短時間使用が〇)
ハンドマッサージによる、摩擦等
「しわ・たるみ」改善法 クリニックケア
初期段階の”小じわ”以外の場合、根本的な改善はクリニックでのケアが必要。
・フェイスリフト
・ヒアルロン酸注射
・レーザー治療
お肌の悩み「くま」について
目元の下に、どんよりくすんだ「くま」。
「くま」があると、見た目ではデメリットが大きいですね。
ひと口に「くま」と言っても、種類があり、原因や対策が異なります。
正しく知って対策し、見た目の印象アップに繋げましょう!
「くま」のできる原因
くまの原因は、”血行不良”が、最も多くの要因。
その他、くまの種類により”たるみ”や”色素沈着”が原因の場合もあります。
くまケアで重要なのは
”くまの種類を把握”して”適切な対処”です。
種類とその原因を知って、”ケア方法”を正しく知る。
正しい知識で、「アンチエイジング」ケアを!
「くま」の種類
すでに発生してしまった「くま」の、種類の理解から。
セルフケアで改善できる「しわ・たるみ」と、クリニックケアが必要な「しわ・たるみ」が有ります。
セルフケアで改善が見込める「くま」
種類 | 状態 | 見分け方 | 原因 | お手入れ |
青くま | 青黒く見える | 横見引っ張ると薄くなるが消えない | 血行不良 疲れや冷え、寝不足 |
入浴や休息 レーザー治療 |
クリニックケアが必要な「くま」
種類 | 状態 | 見分け方 | 原因 | お手入れ |
黒くま | 影が出来て黒く見える たるんでいる |
上を向くと薄くなる | 皮膚のたるみ、加齢 | 眼輪筋トレーニング ヒアルロン酸注射 |
茶くま | 茶色く見える | 引っ張っても、 上を向いても変わらない |
紫外線による色素沈着 | 美白成分の入った、アイクリーム ピーリングケア |
「くま」の対策や、改善法
日ごろから気を付けられるのケアと合わせて、進行している場合は、クリニックケアが必要!
「くま」対策①血流改善
青くまの場合、日ごろ出来るセルフケアは!
保湿血流の改善
●しっかり入浴する
●疲れを溜めない
●しっかり睡眠する
日頃の気遣いで、青くまの場合は改善可能!
「くま」対策②目のまわりの筋トレ、アイクリームケア
日頃の対策二つ目は、「顔の筋トレ・マッサージ」と「アイクリーム」です。
たるみが原因の「黒くま」や、紫外線が原因の「茶くま」に有効!
●目元の筋トレは適度に(やりすぎない)
●美白成分の入った、アイクリームを使用
「くま」改善法 クリニックケア
根本的な改善は、クリニックでのケアが必要な場合も。
・青くま:レーザー治療
・黒くま:ヒアルロン酸注射
・茶くま:美顔ケア(ビタミンC誘導体)
まとめ
老けて見える原因の代表
「シミ」「しわ・たるみ」「くま」について解説しました。
種類や原因、対策の正しい知識を身につけて、効率的にアンチエイジングを!
「見た目が若い」が武器になる。
モテる為に、知識武装もしていきましょう!